2024年4月23日火曜日

4月19日(金)矢田丘陵

 年齢と共に筋力・体力の回復には、時間がかかります。

リハビリ登山の続きとして、毎度お馴染みの、矢田丘陵を歩きました。

JR大和路線の法隆寺駅がスタートです。黄砂も和らぎ、気温・湿度が高い状態ですが、なかなかのコンディションです。
まずは、法隆寺に向います。午前10時ですが、閑散としています。
奈良公園のように、鹿と観光客で満員御礼となっているのとは随分と違います。
人混みはいささか興ざめするのですが、ここまで少ないと、平日とは言え心配です。
南大門をくぐります。
ぱらぱらと観光客はいますが、写真は撮りやすい
中門の仁王像は迫力満点です。塑像と言う事ですが、風雨に晒される場所であるにもかかわらず、よく保存できたものです。
圧倒的な迫力は、700年代の制作とは思えないほどのすばらしさです。
天満池の向こうに法隆寺の五重塔や伽藍の一部が見えています。その向こうは葛城山や二上山でしょうか?
八重桜かな?
松尾道という古道を進みます。丁石もあって参道でもあったのかなと思います。
自然林が多く、いろいろな植物を見れます。
山門に着きました。車でも来れるのですが、駐車場からだと、山門には気が付かないかもしれません。
有名なお寺ですが、随分と静かです。ときおり参拝の人が、厄除けの梵鐘を撞きます。
三重の塔から山道が延びています。奈良盆地が見えています。
ここが峠となっています。吹き上がる風が切通しを通ってきて気持の良いところです。
NHKの電波塔のあるところが、松尾山315mの三角点があります。
奈良盆地側の眺望です。
遅咲きの桜もあちらこちらで咲いていました。
シャガの群落です。アップダウンの少ない尾根道ですが、飽きる事がありません。
休憩ポイントのまほろば展望休憩所です。奈良盆地を見ながら昼食です。
酷道308号線の難所の一つです。
生駒山系の壮大な姿が、見れるポイントまで来ました。
当初は白庭台まで歩くつもりでしたが、体のあちらこちらに、ほころびが出てきましたので、南生駒駅でゴールとなりました。


2024年4月17日水曜日

再び山歩きへ4月12日(金) 明神山と三室山 (王寺町)

 鈍りきった足には、低山とて厳しいものがあります。

と言う事で、極低山からスタートです。

JR大和路線の王寺駅がスタートです。久宝寺駅からだと12分で到着です。
駅南側の川沿いを歩きます。葛下川は南側から流れ込んでいます。
もうすでに夏の様相です。元町3丁目公園で休憩すると、信貴山の双耳峰が綺麗に見えていました。
明神山の登山口は参道でもあります。後から宅地開発されたので、不思議な佇まいとなっています。
いろいろな植物が迎えてくれます。
桜もまだ咲いていました。
猪対策で柵が設けられていました。
程無く山頂に到着です。平日ですが登られて来ますね。
展望のよさも人気ですが、ブラタモリの影響もあると思います。
二上山から葛城山の峰が望まれます。
黄砂でぼんやりしてますが、奈良県南部の山々が連なって見えていました。
下山すると聖徳太子のペットの雪丸君が、ご挨拶です。なにしろこのワンチャンは、人の言葉を話すことが出来て、お経も読めたそうです。
バスで王寺駅まで戻り、今度は三室山へ向いました。今度は大和川を渡ります。
住宅街に入って道標を見つけて進みます。
境内にはある絵馬堂です。
こちらが本当の参道ようです。137mの低山ですが眺めは良いです。
桜と紅葉で人気の山です。
東屋やベンチもあって、ここも賑わっていました。
矢田丘陵と生駒の山並みが見えています。


竜田川沿いの遊歩道を歩きます。
桜並木とユルユル流れる川面が奈良を感じます。
山というより古墳のような佇まいです。
菜の花も満開で、色彩には事欠きません。暫くはリハビリ的な山歩きになりそうです。


4月4日(木)大阪城西の丸庭園 介護と看取り

 随分と更新もせず、なんだか忙しくしていた一ヶ月でした。

久しぶりの大阪城公園を歩きました。

桜も満開を過ぎていましたが、外国人観光客と花見客で賑わっていました。

山登りも山友の膝の不調で、ご無沙汰となっています。

8年半に及ぶ叔母の介護もゴールを迎えましたが、見取りの難しさも感じる日々でした。

救急搬送は、基本的にできないことや、病院の受け入れもままならない事など、矛盾と制度の谷間を感じる日々でした。

92年の人生のゴールを立派に迎えた叔母とそれを応援していただいた介護・看護のスタッフの献身にひたすら感謝でありました。

役所関係やいろいろな契約の解除で山積みとなる書類を見つめて、いささかうんざりする日々ではあります。

大阪城西の丸庭園は有料ですが、大阪市民で65歳以上は無料です。....嬉しいような悲しいような.....
北の政所が居られた所だそうですが、昭和40年に開園されたそうです。
周辺の喧騒は聞こえてきませんので、なかなか落ち着いて花見ができます。

1995年のAPEC95の時に建てられた迎賓館がぽつんと庭園にあります。一般にはレストラン(要予約)や宴会・結婚式等で使われます。
大阪に住んでいても、ここに入るのは初めてです。
京都二条城の白書院を模しているとのことです。
微妙に色合いが異なる桜は記念写真には抜群です。
見慣れた大阪城もここから見ると異世界感があります。


2024年3月5日火曜日

2月24日(土)西山古道 大沢山登山

 以前に登った大沢山を逆ルートで登りました。

ポンポン山から釈迦岳にかけてのルートで、ベンチ休憩所の確認も含めて検証登山となります

阪急京都線「西山天王山駅」からスタートです。
10年ほど前にできた比較的新しい駅です。ここを起点に山へのアクセスが増えました。
歴史的にも有名な天王山へも登れます。
住宅街を進んで小倉神社を目指します。
石倉神社は小倉神社の末社となります。左手方向が小倉神社となります。
住宅や学校に囲まれた参道ですが、すでにただならぬ空気感があります。
随分と気持ちが前のめりになりそうな参道です。
本殿が見えてきました。山への道は左手からが主たる道です。
秀吉の戦勝祈願でも有名ですが、式内社で、鬼門を守る神社でもあるようです。
京都長岡京といえば筍と天満宮と梅が有名です。
竹林に囲まれた登山道が気持いいです。
我々は北の柳谷観音方面へ向かいます。歴史で有名な天王山は奥の道から行けます。
アップダウンしながら柳谷観音の駐車場へ向います。
駐車場奥の棚田の右手から取り付きます。
水の豊富な山系のようで、水のみ場がありました。
しだの群落がきれいです。
一回目の大休憩は鉄塔広場となりました。
暖冬で比良山系の雪も少なめの山容です
大沢峠に到着です。


何時間でも見ていられる大沢山の大展望台です。
どうやら展望台への道が2ルートあるようです。
かなり前に休憩したベンチは見つからずに下山道へ向いました。
九輪草広場を経由して下って行きます。
こんな深い谷があったのも逆方向から見て、初めて気がつきました。
結構ヘロヘロになりながら長岡天神まで降りてきました。
前半の登りが3時間半以上かかっていましたので、ヘビーな感じでした。

鴨にオオバンでしょうか?ここまで下りてくると寒さは半減です。
下降・上昇が1000mになってくるとまだまだ体力不足を感じています。